髪ケアの方法~キューティクル

一本の頭髪でも細かく見ると3つの層に分けられます。外側から順にキューティクル、コルテックス、メデュラと言います。一番外側に位置するキューティクルの役割は2つ、髪の内部に蓄えられている水分の蒸発防止と紫外線など外部からの刺激保護です。このキューティクルを構成している細胞は無色透明で、細胞1枚あたり厚さがおよそ0.5mmから1.0mm、長さも45mm前後です。特徴的なのは皮膚のように綺麗に横に連結しているわけではなく、複数枚が魚のうろこのように重なり合って構成しています。ただしこのキューティクルの厚みや枚数は個人差があるとも言われています。キューティクルが厚く枚数も多い人は髪自体が太く、スタイリングがしやすいです。逆にキューティクルが薄く枚数も少ない人は髪の毛が細く、パーマなどもかかりにくい傾向にあります。
またキューティクルの枚数は同じ髪の毛の中でも変化します。根元に近いほど多く、毛先に近くなるほど少なくなることが多いと言われています。これは毛先に近づくほどダメージを受けやすく、キューティクルが剥がれやすいためです。
キューティクルが剥がれると水分が蒸発しやすくなり、紫外線など外部からのダメージを受けやすくなります。水分が減るということは水溶性の栄養が髪に行き渡らないということも意味します。キューティクルの枚数が減ると髪の艶がなくなるというのはこのためです。
キューティクルを保護するために重要なことはブラッシングやシャンプーを丁寧に行うことです。キューティクル自体は厚みがあり紫外線や薬品などへの抵抗は高いのですが、物理的な刺激に対しては脆いのです。髪の傷みが特に気になる場合は、キューティクルに働きかけるダメージ補修シャンプーなどを利用する事でケアする事ができます。